鮎斗君とお風呂で2時間コース
鮎斗君は小さいときから水が大好きです。雨の日は小さな水たまりを見つけると立ち止まって飛び込もうとします。長靴はいてびちゃびちゃ遊びではありませんよ、服を脱いでプールで泳ぐようにですよ。田んぼ道の用水路を流れる水にも飛び込もうとします。もちろんそれはさせまいと必死になって阻止します。小さいときは、スット抱きかかえて水から離れて諦めさせますが、大きくなってからはそうは行きませんから、なるべく水のあるところへはいけなくなってしまいました。唯一連れていけるのはお風呂と海水浴、プールでしたね。
何と言ってもお風呂が大好きでしたから休みの日は散歩しながら湯本駅近くの温泉までよく行きました。明日は温泉入るぞというときは予約していきます。いわき市が運営している温泉で、障かい者を連れていける家族風呂があるんです。
まず、予約時間に間に合わないと困るので、ここからなら歩いても間に合うぞという所までは車で行きます、駐車場所は21世紀の森公園です。そこからは歩きで、山を降りるように下って行くと住宅街を通って国道6号線に出ます。そして国道をまたいで陸橋を渡ると湯本駅に出ます、そこから20分ぐらい更に歩くと温泉施設に着きます。
前の日までに予約してあるので時間までに着けばすぐにお風呂に入れます。鮎斗君はもう何回もここに来ているので、勝手知ったる我が家のようにスムースに行動出来ます。一時間の予約ですが大体いつも30分くらいでお風呂は終了します。お風呂上がりに受付の所にあるアイスストッカーを開けてお気に入りのガリガリ君を食べるのが恒例です。食べ終えるとまた、テクテク歩いて21世紀公園まで戻ります。
そんな何の変哲もないお風呂散歩ですが、我が家の小さなお風呂とは違う、硫黄の匂いが漂う温泉が大好きな鮎斗君でした。