鮎斗君の日曜日 パターンが崩れるてもパニックを起こしません。少しずつでも成長してるんですねえ

鮎斗君
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いつもとはちょっと違う日曜日

今日は透析の無い日でゆっくり出来るのに、やっぱりいつもと同じく4時半には目が覚めた。昨日までの蒸し暑さはなく気温はすこし低めのようだ。鮎斗君も今日は日曜日だと分かっている様子で9時になってもまだ起きない。外はすこし曇った天気で室温も28度でやっぱりすこし涼しいからぐっすり眠っている。お父さんも朝の時間を利用してブログ記事がかけるので貴重な時間となった。

今日は特に予定もない。お母さんは早番で5時半に出かけた。もう少しでお昼だ。
丁度お昼頃、鮎斗君がベットから起きたので、お昼ごはんに豚肉の薄切り肉をボイルした豚しゃぶ風サラダを食べる。食べ終わるとすぐにゲームを始めた。鮎斗君のベットのは1階の居間の壁際にドーンと設置していて、その壁際にはゲーム専用の20インチ液晶テレビとスーパーファミコン、プレーステーション(初期の)を乗せる棚をDIYで手作りしてあるのでベットにあぐらをかいて座りそのままゲームが出来るようにしてある。

鮎斗君が、まず座ってコントローラとストリートファイターのカセットをセッティングして準備を完了すると、コントローラをお父さんに手渡してリセットスイッチのボタンを何回か押す、ゲームを「裏モードにしてくれ」との合図だ。お父さんはボタン操作で裏モードにするとそれを知らせる音が1,2秒鳴って、画面が黒から青に変わる。鮎斗君はその音と色を確認してから納得して体制が整うのだ。(鮎斗君は目からの刺激や耳に入る音には過敏に反応する感覚を持っているので、その一連の操作、動作を色と音で鮮明に記憶しているらしい)そのままいつものように一回戦やり終えると、あとはお父さんはお払い箱で用無しだ。その後からは鮎斗君が一人モードで、のめり込む様に没頭する。このあと自分で終了するまではいつもと同じなので心配することなく時間を過ごせる。途中、何度かトイレとドリンクタイムでベットから降りてくるが、すぐにまたゲームに戻る。

延々とゲームは続いている。もう午後の2時半だ。いつもならゲームは午前中に終わって、車で小名浜までドライブしたらそのあとスーパーで買物して家に帰ってきて、鮎斗君の一日が終わって行くというサイクルが定着していたのだが、今日はちょっとタイミングがずれているのだ。お母さんは早番出勤なので3時半には仕事から帰ってくる時間になってしまう。ゲームが終わらないうちに、お母さんが戻って来た場合は後で三人で買い物に行くパターンになり問題なさそうだが、お母さんが帰らないうちにゲームが終わった場合は、ドライブに行くパターンだが、もう夕方なのであまり遠くには行けないから近場のドライブになりそうだ。

日曜日の時間の過ごし方は幾つかのパターンがあるが、今回は初めてのパターンになりそうだ。結局、あと20分くらいでお母さんが帰宅する時間になってゲームが終了した。やっぱりその後すぐに鮎斗君はドライブモードになったので、近場の石森山フラワーセンターに行くことにした。ここはいつもはお母さんと三人で行くところだが、今日はお父さんと二人で行く事にして、途中お母さんとスーパーで合流して帰るという新しいパターンを試すことになった。

15分程で石森山に着くと、いつもの散歩は省略して、自販機でジュースを買う様に促したがやはり、すこし緊張気味だ。初めてのパターンを経験する時は「何で今日は二人なんだ、何で散歩しないんだ、なんでお母さんいないんだ、これから何があるんだ・・・」そんな心の不安が緊張につながるのだろう。助手席の鮎斗君の目は遠くの一点を見つめて動かず、顔の表情がこわばっていた。

お母さんから「スーパーに着いた」とメールが入ったので、石森の山を下った。スーパーに近づくとその道は何度も通った道なので緊張がほぐれたようだ。顔の表情も元の様に柔らかくなり少し声も出るようになった。スーパーに着くとすっかり落ち着きを取り戻し、いつものように自販機でコーヒーを一本買って飲み干した。

鮎斗君の日曜日はいつもとちょっと違っていたが、これがまた新しいパターンとなって記憶されたのだろう。

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