透析日誌4(令和1年)8月1日(COPD)とも呼ばれる慢性閉塞性肺疾患の話 ステロイド吸入薬(スピリーバ、アドエア)で呼吸困難を克服

病気
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今日は「慢性閉塞性肺疾患」の話をしようと思う。

慢性閉塞性肺疾患(COPD:chronic obstructive pulmonary disease)とは、従来、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。 タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じたの炎症性疾患であり、喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病といえます。

日本呼吸器学会のホームページから引用

慢性閉塞性気管支疾患の始まり

慢性腎不全を宣告され、仕事は現場の第一線を退き、病気治療を最優先にするため小規模事業所に異動を命じられた。厨房の調理作業から管理業務の事務業務が主となり終日座っている仕事になった。

どのくらい期間が過ぎたのか正確には思い出せないが、デスクワークのとき時々息苦しさを感じるようになった。椅子から立ち上がると気が遠くなりめまいがする様になった。お昼時に食事のため事務所から事業所内の食堂に行くため10メートルほど移動するのだが、最初の5歩くらいで胸が苦しくなり呼吸が苦しくなり立ち止まる、更に歩くとき食事を受け取りテーブルに付いて椅子に座る頃にはしばらく動けなくなるほど強い呼吸困難になった。歩く度、体を動かす度、それは起こった。椅子に座ってじっとしている限りは何ら通常と変わりなく、その症状は数分で無くなるようだった。家に帰ってからも、着替えをする程度の動作をしただけで、或いは階段を3,4段上がっただけで、同じ症状があった。なにかおかしいと感じつつも、自分の悪い癖だが、しばらくはそのまま苦しさを我慢しながら放置していた。ある時、鮎斗君を風呂に入れて体を洗ってあげていた時、いつもより強く苦しさを覚え、最後の方になると、息をすっても、すっても酸素が得られない酸欠の状態に「このままでは死んでしまうかもしれない」との恐怖を感じるほどの呼吸困難になった。その事があってやっと病院へ行くことになった。

市内病院で、病名が決まらない。

市内の総合病院の呼吸器専門医を紹介され受診した。初診の最初から待合室で待つこと6時、やっと診察が始まり検査結果から病名を決めるらしいが、先生の診断はなかなか決まらない様子だった。最初はCOPDを疑っていたようだが、自分は27歳の時タバコを止めていて30年くらいは経っている事を話すとCOPDでは無いようだと言った。「慢性閉塞性気管支疾患」らしいが、症状が合わないところがあり、どうにも診断が付けられないとの迷いのある話しぶりだ。結局、対症療法で2種類のステロイド吸入薬、と抗菌剤を処方された。その後も2ヶ月に一度の通院を6年間続けたがその間正確な診断病名は一度も告げられていない。
ステロイド吸入薬で症状は半減したが、その後も現在まで症状がなくなることは無かった。

とにかく、診察までの待ち時間が異常に長いので有名だった

たしか、受付開始時間は6時くらいだったか、診察は9時からだ。いつも1時間前の8時に受付すると予約順を示すカードは10番前後でその順番を待つが、一人呼ばれて診察室に入ると40分以上出てこない、そして、次の人が呼ばれるまでに15分ぐらいかかる。すべての人がそうではないが大体がそんな状態だ。結局自分が呼ばれるのはいつも夕方3時~4時ごろだった。正に弁当持参だった。そんな流れにしびれを切らし、「待ち時間が長すぎる」と通りかかる看護師さんに抗議する人もあるがそんな流れは一向に変わることは無かった。ひどい時は夕方5時になっても呼ばれず、診察を諦めて帰ったことも3回あった。
何処の病院でも何時間か待つことはあるだろうが、せいぜい長くても2時間ぐらいだろう。6時間、8時間待つなんて、今思うと6年もよく通ったものだと自分でも感心する。まあ、2時間待って1分の診察よりは丁寧な診察をするのだから良いではないか、自身もそう思っていた。でも長く通院しても症状があまり改善がなく、しまいには「他の病院で吸入薬を貰えるならそれでもいいですよ」などと匙を投げるような事を言うようになったので。とうとう自分もこの病院はもうだめだなと思った。

結局、今通院している透析クリニックでステロイド吸入薬をもらうことになり、現在も続けている。とき折苦しさを増すことはあるが、無理しなければ普通に暮らしていけるので、一生この病気と付き合って行くしか無いのだろうと思うのだ。

 

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