鮎斗くんのお父さん3度目の救急搬送で15日間入院。風邪をこじらせて重症気管支炎で呼吸困難に陥る。

病気
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透析患者の宿命

免疫機能の低下

免疫機能とは、主に病原菌や異物を排除する白血球のはたらきのことです。透析患者さんは、栄養不足や尿毒素の体内への蓄積、糖尿病の合併などのさまざまな原因で、免疫機能が低下しやすくなります。

透析療法に伴う感染リスクの増加

血液透析患者さんは、透析の度にシャント血管に針を刺す必要がありますが、針を刺す際に、周囲の皮膚についている細菌などが体内に入り込んでしまう可能性があります。そのため、血液透析患者さんは一般の方に比べて病原菌に感染するリスクは高くなります。
腹膜透析患者さんも、体外から腹腔内へとつながるカテーテルを腹部に留置していることで、感染のリスクが高くなります。

 

感染症は透析患者さんの死亡原因の第2位

 

透析患者さんの死亡原因の第1位は心不全ですが、第2位は感染症で、その割合は近年少しずつ増加しています。特に、透析導入して間もない患者さんは感染症で亡くなられることが比較的多く、2015年に透析導入して年末までに亡くなられた患者さんのおよそ4人に1人は感染症が原因でした。

ノバルティスファーマのホームページから引用

https://jinentai.com/dialysis/tips/5_3

 

緊急入院の経緯

11月前半から3日に一度、37度台の微熱が出始め12月に入ると、連日37度台の微熱が続いた。咳や痰も激しくなり、咳き込むたびに呼吸が苦しく、眠れない夜が続いていた。

 

どうやら、微熱は風邪の初期症状だったようだ。12月7日土曜日の朝、いつものように、鮎斗くんを施設に送ったあと透析に行く予定だった。起きるといつもの朝より少し息苦しかった。多少動けていたけど、階段を降りてリビングのソファーに向かうが、4,5歩動いただけでひどく呼吸が苦しくなった。しばらくソファーで座っていたが鮎斗君を起こそうとして立ち上がると、激しい呼吸困難になり鮎斗君のベットの上に(倒れ込むように)へたりこんでしまった。”これは、ただ事ではない。吸っても吸っても、息が肺に入ってこない(酸素が足りていない)感覚が強く、このまま窒息して死んでしまうかもしれない”という、恐怖を感じていた。

 

そして、次の瞬間「救急車を呼んで‼」と、絶え絶えの消えそうな声で鮎斗くんのお母さんに訴えていたのです。

救急車の中で

お母さんが電話で救急車を呼ぶと、何とか玄関口まで這うようにたどり着き救急車の到着を待った。10分ぐらいは待っただろうか、救急車のサイレンが聞こえ始めやがて、玄関前の道路に停車した。すぐに女性隊員と男性隊員2名が降りてきて私をストレッチャーへ誘導した。私は2,3歩あるいたがすぐに呼吸が激しく苦しくなりもう一歩も歩けなかった。

 

男性の隊員が二人がかりで私を抱えてストレッチャーに載せるため、一人が背後から両脇を抱え、もう一人が両足を持ち上げた状態でストレッチャーに載せて、そのまま救急車の後部からストレッチャーごと車内に格納された。

 

ストレッチャーに載せられるとき立った状態から急激に横になって肺が圧迫されたせいだろうか、呼吸の困難は更に激しさを増して、気絶寸前だった。ストレッチャーの上で体をよじるようにして「苦しい、苦しい」と叫んでいたのを覚えている。

 

救急車の車内に入るとすぐに応急手当が始まりバイタルチェックがなされ、酸素吸入も開始された。手の指で測定する酸素濃度%は「84」と言う声が聞こえていた。(通常は96%以上あれば問題ないらしい。)これは、かなり危険な状態だったらしい。

 

それでも、酸素吸入を始めると徐々に苦しさは軽減されて落ち着きを取り戻した。10分ぐらい走って病院に到着した。(いつも透析治療に行っているクリニックだ。)

入院治療の経過

最初は2,3日で退院出来るだろうと、軽く考えていました。

 

しかし、そう簡単には行きませんでした。入院の手続きの際に治療計画書というのがあって、そこには、”一週間の治療を要する”と書かれていました。病室に入ると、酸素吸入と同時に6時間透析が始められ、透析終了後には抗生物質の点滴も始めました。

 

先生の診断結果は「重症の気管支炎」で「風邪をこじらせたのでしょう」とのことでした。

一日の治療内容

  • 酸素吸入治療
  • 朝、昼、夕の一日三回のネプライザー治療(咳止め薬の吸入)
  • 透析治療(一日おき)
  • 抗生物質の点滴治療
  • 痰を柔らかくして出しやすくする為の投薬治療

病室では基本、安静で10日めまでは入浴も禁止でした。

退院直前に起きたアクシデント

入院12日目にアクシデントが起きました。その前夜、夢にうなされてベットから落ちたのです。両腕を胸の前に折りたたんで「うつ伏せ」の状態で床に落ちたため、折りたたんだ左腕の肘が肋骨を強く圧迫して「打ち身」になってしまった。軽くでも息を吸うたび肋骨が痛み、湿布を貼る羽目になった。もうそろそろ退院になるだろうと思っていた時期だったので、そのせいで1,2日は退院が延びてしまったのだろうとも思う。

結果的には入院期間は15日間になりました。

反省 自己管理の大切さを思い知る

私は、毎朝体温と血圧を測定してスマホで記録管理しているのですが、記録を読み返して見ると、そういえば一ヶ月前くらいから朝一番の体温が37度前半になっていることが頻繁にあり、12月に入ってからは連続して37度を超えていたのです。

 

自分の平熱は36.5度程度なので、一度高いぐらいなら微熱だろうから大したことは無いだろうと高をくくっていたのが一番の原因だった。自分は「透析患者」だという自覚が足らなかった。もっと慎重に、真剣に「風邪」を治すべきだったと後悔した。

迷惑をかけた鮎斗君のお母さんへ

 

今回の入院で最も迷惑をかけてしまったのは、もちろんお母さんでした。私が透析になって働けなくなってからは鮎斗君の介助をしながらずっと働き詰めで、疲れ切っていたところだったので、今回の入院で一層の心労を深めてしまったのですから、なんと言って謝ればいいのか言葉も無いのです。

 

せめて、今後は体調管理を万全にして、二度と救急車を呼ぶ事態にならないよう、自己管理を徹底することでしかお母さんの労に報いることはできないと肝に命じました。

編集後記 テクニカルキーボードでモチベーションUP

この記事を書き始めたのは退院直後12月25日でしたが、記事を書き進める中、徐々に「書き続けるモチベーション」を失ってしまいました。現在、1月13日になり再び書き始めるまでにしばらく時間を費やしてしまいました。考えるに、病気の影響でしょうか、加齢の影響でしょうか、記事を書き続けることの意味をが見いだせなくなっていました。こんなことを(ブログを書く)することに一体何の意味があるのだろう、訪問者100足らずのブログで記事を残すことが何だと言うんだという思いになっていました。

 

何とか、モチベーションを取り戻そうと、もがいていました。

 

このブログを始めるに当たってはdell xps13をベットサイドテーブルに置いて記事を書いていたのです。左手には透析を管理する機械と血液回路(血液が流れるチューブ)で繋がれていて、サイドテーブルに左手を持ち上げると回路が少々突っ張ってしまい、またその為か血液の流れを妨げてしまうのか、時々警報が鳴ってしまうことがあるのです。

それで、Bluetooth接続のキーボードを買って、ベットから体を起こした状態で伸ばした両足の上にそれを載せ記事を書くようにしていました。それは偶然、メカニカルキーボードとか言うゲーム用のカチャカチャ打鍵音が鳴るキーボードだったのですが、すっかりそのカチャカチャ感が気に入ってしまい文字を打ち込むのが楽しくなっていました。最初のキーボードはMETISのRK61(多分中華製かな)で5000円弱でしたが買って半年足らずで壊れてしまったので、二台目には「ANNE pro2」(一万円弱。これも多分中華製)を少し高かったけど落ち込んでいたモチベーションが少しでも回復できれば、と奮発しました。

(真っ白の青軸を買いました)

(付属キートップで主要キー色変更)

今の所、まだ買って間もないので、耐久性はわかりませんが、打鍵音やかすかに指先に伝わるクリック感なども非常に心地よく、反応速度も全く問題なしだし、Bluetooth接続も全く問題なく動作してくれた。文字を打つたびに鳴るカチャカチャ音が気持ちよく、より楽しく記事を書き続けることが出来るようになりました。この楽しさが落ち込んでいた記事書きのモチベーションを上昇させる手助けになってくれているように思います。私的にはちょっと高かったけど、とても良い買い物だったかと思っています。(やっぱり、安物買いは損をしますね!)

 

このキーボードのおかげで、また記事を少しづつ書き続けることが出来るようになり、こんなことでもモチベーションupに繋げられるんだなあと感じました。

 

そうそう、このキーボード使っていたら、若い看護師さんが「おもちゃみたいで”かわいい”」と言ってくれました。真っ白ボディーに赤とグリーンのキートップが”おもちゃ”のフォルムで”かわいい”の表現がピッタリとくるキーボードでした。

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