リドカインテープ 静脈穿刺時の疼痛緩和

病気のこと
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リドカインテープとは

 

 

透析を初めて6年経過したが、今回シャント拡張手術を受けてA側(脱血)穿刺箇所を変更したため初めて”リドカインテープ”を使用した。このテープは穿刺のときの針を刺すときの痛みを和らげるために貼る局所麻酔用のテープだ。

 

穿刺の痛みとは?

 

透析のときは脱血側(血管から血液を取り出す側)と返血側(脱血側で取り出した血液を人工の腎臓に通して浄化した後、血管に戻す側)の2箇所の血管に1.4ミリという太い針を刺す必要がある。普通の皮下注射の針は0.4ミリ~0.7ミリ程度と言われているので、如何に太い針か想像できるだろう。当然その痛さを堪えるにはある程度の覚悟が必要だ。針先が皮膚を切り裂いた瞬間からズリズリと押し進められた後、血管壁を突き抜けて中に入っていくまでその疼痛は続くのだ。その間、全身の筋肉に渾身の力を込めて、グッと堪えなければならない(これは、私自身の感想です)。

 

穿刺の一部始終を見つめることで痛みの恐怖心が薄れる

自分は透析導入時からテープは使用しないで治療を続けてきた。このテープの存在は知っていたが、どういう訳かテープは使用しなかった。必死に痛みに耐えることを男の美学としていたわけでは無いが、次第に痛みに慣れて、耐えるコツを覚えた。大抵の人は穿刺のとき仰向けにベットに寝た状態で目を閉じて穿刺する腕を見ないで穿刺している。自分も最初はそうしていた。そうすると、看護師が血管を触診したり消毒液で拭いたりしながら「刺しますよ!」と言って刺し始めて針先が皮膚に触れるまでのほんの1秒,2秒の間”今か、今か”と思う気持ちが、その痛みが始まるという恐怖を増大させるのだという事がわかった。その後からは、体をベッドから起こして、サイドテーブルの上に腕を乗せて、穿刺の一部始終をシッカリと見て確認することにした。そうする事で体に力を込めるタイミングが掴めるので、恐怖心が無くなったのだと思う。穿刺箇所はボタンホールのように同じ付近の場所に針を刺していると、次第に痛みを感じなくなるようだ。でも、刺し方(角度やスピードなど)によっては多少、痛みが増大することがあるが、ま、大体は我慢できている。現在まで6年間そのスタイルを続けている。

 

リドカインテープの効力

 

今回、シャントが狭窄して血栓が出来てしまい、手術をした後、脱血側の穿刺箇所を別の新しい初めての箇所に変更した。手術をした病院の看護師さんが、初めて穿刺する時はやはり痛みが強いので、リドカインテープを貼ってくれたので、初めての体験だったが、その無痛ぶりは目を見張るものがあった。返血側は全く痛みを感じなかった。脱血側は、初めての箇所だったので流石に少し痛みはあったが、体を固くするほどの痛みではなかった。「リドカインすっげーな!」を実感してしまった。

穿刺の2時間前に貼る?

 

テープの使用方法に付いては、包装の表記に30分間貼ると書いているが、クリニックの看護師は2時間貼るといいと教えてくれた。ネットでも調べてみたが、これと言う正解は見つからなかったが、120分が一番効果が増大するとの表記を見つけた。実際、穿刺する1時間前と2時間前にテープを張ってやってみた。あまり違いが分からなかった。長時間貼っても効果が薄れることは無いと言うことはわかった。しばらくはこのテープを使ってみようと思った。

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