スライス肉を丸めてパン粉揚げにする
準備するもの
【ロールカツ】
豚ロース薄切り肉 (1枚30g位)6枚
塩コショウ 少々
小麦粉 大3
卵 1/2個 (どろつけ用)
パン粉 150g
【カツ煮】
揚げたロールカツ 3個(1/2にカットしたもの6切れ)
玉ねぎ 50g
煮物つゆ 大1
みりん 大1
水 大6
卵 1個(+どろつけ用の残り)
ロールカツにパン粉付けて揚げる動画 3分15秒
揚げたロールカツを卵でとじてカツ煮をつくる動画 1分48秒
調理のポイント
薄切り肉を丸めてフライにして食べごたえのある一品に仕上げ、今回は保温弁当に詰めました。家庭でフライ(カツ)を作る作業で、パン粉を付ける作業は意外と大変な作業です。手間も場所もあまり取らない簡易的なパン粉付けをしてみました。
パン粉や小麦粉が散らばって汚れるのを防ぐために作業する場所にラップを大きめに敷きます。こうすることで作業後、ラップを丸めるだけで簡単に片付けできます。
パン粉は多めにボールなどに開けて使用しますが、作業の時、生の肉を付けるわけですから周りの万個に肉汁などが染み込むことも考えられるので残ったパン粉は処分したほうがいいのですが、もちろん業務の場合では処分しますが、家庭では勿体ないので冷凍保存用の袋に入れて冷凍しておけば再利用出来るので自宅ではいつもそうしています。(家庭では少量なので2回目位で使い切れますが、それでも余ったときは処分します。いくら冷凍でも、常温に戻し、再冷凍するなど、回数を重ねるのは衛生的によくないですね。)
通常パン粉付けの工程は、①素材に塩コショウして→②小麦粉をまぶす→③卵液を通す→④パン粉を付けるですが、ここでは②と③を一緒にした「どろ」で一つ工程を省きます。ここでは小麦粉大3に同量の水を入れ、そこに卵液を1/2個分加え混ぜ「どろ」を作ります。硬さは天ぷらを揚げるときにつくる衣の「どろ」と同じぐらいの濃度にします。
塩コショウして丸めたロース肉を「どろ」に浸し漬けて持ち上げ軽く垂れ落ちたらパン粉をまぶしつけます。卵液の薄衣でパン粉付けするときよりしっかり厚目にパン粉がつくので食べごたえのあるフライができます。
(肉に塩コショウしないで、「どろ」のほうに塩コショウで味を付けるやり方もあります。衣自体に味がつくので味わいのあるフライになりますよ。)
カツを揚げるとき、後から更に煮て火を通すことを考えると、揚げ時間を少し短めにしても大丈夫です。
味のポイントに「煮物つゆ」を使います。つゆ1に対して水6です。少し甘みを濃くみりん1を加えます。(つゆ1:水6の比率は何にでも万能で使えます)
カツ煮の動画では玉ねぎを煮た後、カットしたロールカツを並べて卵を流し入れるシーンが撮影できてなくて、いきなり煮上がるシーンに飛んでしまうという、肝心なカツ煮の工程がない状態になってしまいました。次回また作る機会があったら差し替えしますので今の所、ご容赦いただきますようお願いします。