20年選手の洗面台に取り付いているシャワー付きの蛇口のレバーが壊れてしまった。しばらく前からレバーの動きが悪くなっていてかなり強く上下させないと水の出が悪かったり止まらなかったりしていたが、あまりに強くレバーを動作させたのでついにレバーの内部の留め金のピンが折れてしまったようだ。
ちょっと汚れていてお見せするのは恐縮するので加工してあります。
アマゾンで探して同様の蛇口を安く購入出来た。
SP 混合水栓蛇口シングルレバー ツーホール360度回転ハンドルレバー
4380円
少し調べると蛇口の交換には特殊工具が必要なことが分かった。蛇口本体を洗面台に固定させているナットを緩めるための工具だ。
洗面台等の狭小部分で使用する専用工具なので、今回の交換のために一回しか使わない工具でしかも一個1,000円以上する物だが、なければ素人にはかなり難しそうなので仕方なく一番安そうな物を追加で注文した。
洗面台の裏側
蛇口の取り付けナット(矢印部分)、ここに特殊工具が必要らしい。
このナットのサイズは24ミリのようだ。
別売りで届いた特殊工具の幅は25ミリだ
その他、取り外し、取り付けに使用した工具上から
LEDライト (洗面台の下の取り付け位置を照らす)
モンキーレンチ (蛇口接続パイプ部分のナットを開け締めする)
プライヤー (レンチが上手く噛み合わない時の補助)
特殊工具 (蛇口取付ナット用)
この蛇口(水側、お湯側)2箇所を閉めれば水道はストップして作業を進められる
古いパイプを外すとパイプ内に溜まった水が流れ出すがほんの少々なので驚くことはない
水側蛇口
お湯側蛇口
新しいパイプを取り付けてナットを締め込めば終了だ。
ナットだけを締め込むと、パイプも供回りしてパイプがねじれて水の出が悪くなるので、パイプの付け根にある金具部分をプライヤーで抑えながらなっとを締め込むとうまくいく。
完成だ。
所要時間40分
特殊工具を別途取り寄せたが、必要ないほどナットはユルユルで苦労しないで取り外し出来た。先にもっとよく本当に必要かどうか観察しておけば1200円節約出来たかと思うと少し残念だ。